背景・課題
SDGs対応やESG投資の高評価取得のために、脱炭素(カーボンニュートラル)施策に賛同する日本企業が増えています。
TCFD
Taskforce on Climate related Financial Disclosure
企業の気候変動への取組、影響に関する情報を開示する枠組み
世界で2,916(うち日本で670機関)の金融機関、企業、政府等が賛同表明
世界第1位(アジア第1位)
TCFD賛同企業数
(上位10の国・地域)
SBT
Science Based Targets
企業の科学的な中長期の目標設定を促す枠組み
認定企業数:世界で1084社
(うち日本企業は148社)
世界第3位(アジア第1位)
SBT国別認定企業数グラフ
(上位10カ国)
RE100
Renewable Energy 100
企業が事業活動に必要な電力の100%を再エネで賄うことを目指す枠組み
参加企業数:世界で346社
(うち日本企業は63社)
世界第2位(アジア第1位)
RE100に参加している国別企業数グラフ
(上位10の国・地域)
しかし、脱炭素に向き合う上での様々な課題により、積極的な取り組みを行なっている企業は多くありません。
環境問題全般(脱炭素含む)に取り組むうえでの課題について(複数回答可)
2022年4月以降、東京証券取引所の最上位市場「プライム市場」に上場する企業には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言と同等の情報開示が求められています。
しかし、この情報開示をクリアできる企業はまだまだ少数です。各企業はIR開示のために実際何をして良いかわからず、困惑している企業がほとんどです。