新型コロナウイルス感染拡大の影響により、日々の暮らしや働き方が大きく変わりました。感染の波も第7波まで繰り返されてきましたが、2023年5月8日以降は5類感染症に移行され、通常の生活に戻りつつあります。
今回は、緊急事態宣言をきっかけに導入した「在宅勤務」から見た働き方の変化を振返ってみました。
■社内での取り組み
まずは、緊急事態宣言をきっかけに導入した「在宅勤務」でCAMI&Co.で取り組んだことをご紹介します。
コロナ対策として、2020年4月6日より全従業員を対象に在宅勤務を実施しました。
実施に向けて“ストレスなく業務ができる環境つくり”を考えて取り組んだことは大きく3つです。(スタッフブログより)
- 在宅勤務手当の支給
1つ目は在宅勤務手当の支給です。
交通費の支給をしなくなる分、在宅勤務にともなう光熱費、通信費、印刷費として当初は月額で3,000円支払っていましたが、少しずつ出社する頻度も増えた経緯もあり見直しをして現在は100円/日支給しています。
- 「モノ」の支給からの環境つくり
2つ目は物品購入です。
モニターは在宅での作業にノートパソコンのみでは作業がしにくい・・・という声もあり、助成金を活用してモニター、スピーカー、営業用のスマートフォン等を購入しました。
- これまでと変わらないコミュニケーション
3つ目は普段のコミュニケーションです。
CAMI&Co.ではSlackを活用しています。普段からSlack上でやり取りもしていましたが、顔を合わせて会えないからこそ以前よりもコミュニケーションが活発になったように思います。
チャットに限らず気軽に音声での対話も行っています。
■在宅勤務を導入しての変化
在宅勤務をすると通勤時間が無くなり、時間の活用方法や仕事の取り組み方、人とのかかわり方など変化がたくさんあります。
いくつかピックアップしました。
- オンラインの活用
通常のコミュニケーションをはじめ、商談や面接など対面が普通でしたが、今ではオンラインが主流になってきています。
商談においては交通費の削減もそうですが、時間の有効活用もできるようになり商談実施数も増えたのではないでしょうか。
就活をしている学生さんにとっても、企業説明会にオンラインで参加することができるようになり1日に4-5社の企業説明会や面接に参加することができるようになったとインターン生から伺いました。
- 地方在住者の採用
在宅勤務を導入したことで、「リモート化」が定着しつつある今、CAMI&Co.では地方在住の従業員を採用することができました。(大阪、徳島在住です!)
地方在住者を採用することに躊躇することなく、採用活動することが出来ようになったことは人事担当者としては大きな変化です。
- リスクへの対応が可能
今回はコロナウイルスへの対策としてですが、今後また同様の状況に陥った際や災害等が発生した場合にも対応できる環境を確保できました。
- 業務管理方法
従業員自身も会社側もマネジメントが難しくなり、自己管理が出来ていない場合は作業効率が下がってしまったり、残業時間の増加にも繋がるリスクがあります。
そのためSlackで業務終了時には従業員みんなに報告するようになりました。
- テキストでのコミュニケーションの配慮
チャットは些細なことでも連絡が取れますが、テキストのみになるためニュアンスが伝わらないのが難しいところです。
長すぎても、短すぎても伝わらない…。
質問事項は箇条書きにする、図や表にまとめるなど、対面時よりも相手への配慮が必要です。
■まとめ
新型コロナウイルス感染症において生活や人とのかかわり方をはじめ、「働き方」も大きく変化しました。
通勤時間が減り、時間の有効活用ができるようになった一方でいつまでも仕事ができてしまう環境でもあります。そこから「在宅勤務に向く人、向かない人がいる」ことに気づきました。
セルフマネジメントができる人は在宅勤務に向いているかもしれません。
しかし、セルフマネジメントが難しい人は在宅勤務には向かないかもしれません。
仕事において非対面でも対面でもコミュニケーションは必須ですが、非対面だからこその「相手を配慮したコミュニケーションや伝え方が大切」も大きな気づきでした。
対面では伝わる“ニュアンス”や“温度感”はテキストでは伝わらないです。
内容や状況、温度感に応じてテキストなのか通話なのか、コミュニケーション方法を切り替える必要だと感じています。
時間の使い方、仕事の取り組み方、コミュニケーションの取り方など新型コロナウイルス感染症において在宅勤務を導入して気づくことが多い機会となりました。
・リモートできる会社で働きたい!
・地方在住でも東京の企業で働きたい!
・仕事合間に子育てをしながらも勤務できる環境で働きたい!
このご時世ではこんな働き方を希望している方も多いのではないでしょうか?
CAMI&Co.はそれを叶えられる一つの企業です。
まだまだ制度としては整っていないところが多いですが、メンバーの働きやすさ向上に向けて今後改善、様々な施策を考えています。
CAMI&Co.が楽しそう!話を聞いてみたい!と少しでも思っていただけた方は、一度オンラインでお話しませんか??
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