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リテールテックJAPAN 2025参加レポート  ~最新のリテールテクノロジーとウェルビーイングソリューション~

■リテールテックJAPANとは?

2025年3月に開催された「リテールテックJAPAN」は、小売業界における最新のテクノロジーやソリューションを紹介する国内最大級の展示会です。
日経メッセ「街づくり・店づくり総合展」の一環として行われるこのイベントは、最新のデジタル技術やAI、IoT、キャッシュレス決済、サプライチェーンマネジメントなど、小売業界が直面している課題を解決するための革新的な技術とサービスが一堂に会する場となっています。

今回のリテールテックJAPANは、東京ビッグサイトで盛大に開催されました。
会場には、国内外から多くの企業が出展し、来場者は最新技術やサービスのデモンストレーションを体験しながら、小売の未来について議論を交わしました。
私たちもこのイベントに参加し、業界のトレンドや最新技術を肌で感じることができました。
業界の抱える課題が意外な業務であったりするので、新しい発見の場となりました。
また、記事には記載しませんが、当日は取引先の企業様もご出展をしておりましたのでそちらにもお伺いをさせていただきました。

 

■会場の様子

イベント会場は非常に広く、たくさんのブースが立ち並んでいました。
写真にあるように、入り口には「リテールテックJAPAN」の大きな看板が掲げられ、会場内には来場者の熱気と活気があふれていました。
展示会場のマップを見ると、多くの出展企業が所狭しとブースを構えており、AIやIoT、DX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマにした展示が特に目を引きました。
具体的には以下のようなカテゴリーが注目されていました。

  • キャッシュレス決済・モバイル決済
  • 店舗管理の自動化・無人店舗
  • 顧客行動分析
  • 在庫管理・サプライチェーンマネジメント
  • パーソナライズマーケティング

特にAIを活用した顧客データ分析や、無人レジ、顔認証決済といった最新技術には、多くの来場者が足を止めていました。

■注目の展示内容

リテールテックJAPANで注目を集めていた1つに、「顧客体験の最適化」に関連するソリューションがありました。
店舗の無人化や、AIを用いた購買データの解析により、個々の顧客に合わせたマーケティングが実現可能となってきています。
また、カスタマージャーニーを可視化するツールや、顧客の行動をデータとして蓄積し、次回以降の接客に役立てる仕組みなども多く展示されていました。

◇キャッシュレス決済の進化

キャッシュレス決済に関しては、従来のQRコード決済に加え、顔認証決済や指紋認証決済が登場し、セキュリティ面や利便性が一段と向上していました。
来場者が実際に顔認証決済のデモを体験できるブースもあり、そのスムーズさやスピード感に驚かされました。

◇店舗管理の自動化

無人店舗セルフレジの技術も目覚ましい進化を遂げています。
AIカメラによる自動認識技術を活用し、商品を手に取るだけで決済が完了するシステムや、
在庫管理を完全に自動化するロボット技術などが展示されており、これにより業務効率化が期待されています。

■大興電子通信によるウェルビーイングソリューションの展示

今回、私たちの親会社も共同出展という形で、最新の「ウェルビーイングソリューション」を展示しました。
このソリューションは、従業員や来店者のストレスを軽減し、快適な空間を提供することを目的としています。
今回は健康データの可視化、従業員の健康状態や過労具合などをモニタリングし、ストレス状態を把握するウォッチの展示しておりました。
これにより、従業員のパフォーマンス向上や、満足度アップに貢献できることが期待されています。
「健康状態の可視化」には多くの関心が集まり、参加者からも高評価を得ていました。

■業界の今後の展望

リテールテックJAPANを通じて感じたのは、小売業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しているということです。
特にAIやIoTを活用した店舗運営の最適化や、パーソナライズされた顧客体験の実現は、今後の競争力強化において重要なポイントとなるでしょう。
また、ウェルビーイングに対する関心が高まっていることから、「顧客体験の向上」「従業員の働きやすさ」の両面をサポートするソリューションがさらに発展していくことが予想されます。

■まとめ

リテールテックJAPAN 2025への参加を通じて、最新技術や業界のトレンドに触れることができ、大変有意義な機会となりました。
大興電子通信によるウェルビーイングソリューションの展示も注目を集め、来場者からの反応も良好でした。
小売業界は今後さらにテクノロジーの進化が求められる中で、DXの推進ウェルビーイングの強化が重要な課題となることは間違いありません。
私たちもこの経験を生かし、自社の事業展開や顧客サポートに反映していきたいと考えています。

リテールテックJAPAN 2025で得た知見を基に、今後もさらなる成長を目指していきます。

 

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