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「作業」と「仕事」の違い

「作業」とは、ある一定の手順やルールに従って、繰り返し行われる具体的なタスクや行動のことです。
作業には明確な目標や意図がなく、その目的は基本的には「何かをすること」です。
作業はルーティン化されており、ほかの人が同じ手順で行えば同じ結果を得ることができます。(誰が行っても同じ結果を得ることができる内容)
正確に過不足なく、ブレのない丁寧さが求められます。
一方、「仕事」はより広範な目的や目標を持ち、それを達成するために必要なタスクや活動の総称です。
仕事には明確な目標や意図があり、重要でもあります。
何のために行っているのか。行ったことでどんな影響を及ぼすのか。
それが「価値」であり「仕事」となります。
仕事は作業よりも総合的なスキルや判断力が求められ、常に情報を収集し、考えながら行動する必要があります。
つまり、仕事は何かしらの価値を生み出し、受け取ってくれる誰かのためにすることです。

良い「仕事」をするためは

なんとなくやっている。言われた通りにやってみる。そこからは何も得られませんし、自分の成長にもつながりません。
言われた通りにこなすことは「仕事」ではありません。
「仕事」はその背景や狙い、目的などを把握し、「自分しかできない価値」を見出すことです。「価値」をつけることで結果は変わってきます。

作業は誰かから依頼された業務のため受け身的な要素が多いですが、仕事は自ら考え能動的な行動を示しています。
目の前の作業に没頭するのではなく、自分なりの意味付けや工夫を見つけながら仕事へと変化させていけると良いかもしれません。

「作業」があるからこそ「仕事」につながる

仕事に関わる全てに何かしらの役割を担っています。どんな業務にも意味はあります。
「業務」は丁寧さが求められますし、「仕事」は価値が求められます。
「作業」を見直し効率化を図ることで「仕事」に対する価値を見出す時間を増やすことが可能です。
自分の業務を見直して、作業と仕事。価値はどんなことかを見直すきっかけにしてみてください。

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